知らないうちに涙なんて出てたんだ…



それほど…本当は辛いのかな???



本当は…想い続ける恋なんて…



イヤ…



本当は…理依に振り向いて欲しい…



けど、理依の視界の中にはあの女の子達しか入ってなくて…



あたしなんて1㍉も入る隙がないんだ…



「本当に!!!恋しよう???理依を思い続けても仕方ないよ???2年になってから…かりんの笑顔なんて見た事ない…かりんの事思ってる男子なんて、たっくさんいる。その子達と恋しよう?」



そうだよね…



やっぱり思い続けても仕方…



けど!!!!



あたしは…想い続ける恋でも構わないから…



「大丈夫だよ☆もし、無理になったらその時は真世に言うから」



あたしは微笑んだ。



すると…思いが伝わったのか、


「分かったよ♪絶対だからね☆」


真世も笑った。



1時間目サボる予定で来たあたし達は、最近あった笑える話などし合って久しぶりに大笑いした。