2007年の正月。
実家に帰ると、
極端にやせ細ったしずくがいました。
骨と皮しかないんじゃないか、というくらい、
衰弱していました。
拒食症が進行しているようでした。
「そろそろやばいのかもね」
そんな話が、家族の間で出るようになりました。

2月にも帰る予定があったのですが、
もう、その時には、
ここにはいないんだろうな…
そう思いながら、家に戻りました。

その後、妹から、
「しずくが余命2週間と診断された」という
メールが入ってきました。

腎臓の病気だそうです。
治す術がないそうです。
今月いっぱい、もてばいいそうです。

ひどいと思いません?
まだ、6歳ですよ。
ネコの寿命、そんなに短くないハズです。
もっと長く生きてもいいでしょ。
それが、様子がおかしくて、病院に連れてったら、
その時点で手遅れだなんて…

でも、私には、
責めることができません。
なついていたネコを置いて、
引っ越したのは、私なのですから。