思い当たるいちばんの原因。
大学生の時、国語教師と付き合ったことがあります。
授業の課題で、小説を提出することになり、
それを彼氏に見せたところ、
ボロクソに言われました。
「俺の指示するように書き直さなかったら、
 提出することは認めない」
提出する原稿に手を入れられたので、
書き直すしか手はなく。
それも、彼氏の見ている前で書き直さないといけないことになり。
結局それを出して、最高評価をいただきました。

評価はよかったものの、
「あれは、私の作品じゃない」という思いがあって、
ずっと心のどこかに、何かが引っかかっていました。

以後2年間、
一切の執筆活動ができなくなりました。

ショックだったんですよね。
自分の書いたものを否定されたのが。
今は「あれも辛口批評の一種だな」と思えるのですが、
当時の私はまだ未熟だったので。
ひょっとすると、出版社に属したら、
こんなこと平気でされるんだろうな、と思って、
作家になるのをあきらめました。

でもやっぱり、
書きたい気持ちはあったわけで。

その彼氏と別れた後、
今までのうっぷんを晴らすかのように、
創作活動に打ち込みました。
そのおかげで、
卒論はボロボロでした(苦笑)
でも、
「書く」ことの喜びを味わって、
「やっぱり、これで生活していきたいな」と思うようになりました。

その思いは、その半年後、
新たな彼氏の登場で
打ち破られることになるのですが(爆)


「ということは、今、清瀬さんって…」
そう思った方。
ご想像におまかせします(笑)