そんなことがあって、
私の名前は、全校に知られることとなったのでした。
ああ、目立たないように、高校生活を送っていたというのに…

その後、
先生方からは、「よかったよ~」という感想をいただき、
友人には「なんで文芸部に入らなかったのさ」と言われ、
新入生の中には、その話を読んで、
文芸部に入部希望出した人が何人かいたとか…
中学の後輩もその1人で、
「先輩がいると思って文芸部に入ったのに、
なんでいないんですか!」と
叱られてしまいました。
そんなこと言われてもね…。

ちなみに、この号以降、
生徒会誌に短編小説を載せることが
恒例となりました。
私の知ってる限りでは。
さすがに、この次の年には、
文芸部の部長さんの作品が載ることになりましたけどね。