今でも採れます。
作付面積を減らしたので、
収穫量は激減しましたが、
ジャム作るくらいは採れます。
肥料がないせいか、粒も小さくなりましたが、
量があるので、ジャムは作れます。
あまりにすっぱいので、
生食には向いてませんけど。

実家に帰ったある日。
母に、「作ったから」と、
ジャムを持たせられました。
ビンがないから、という理由で、
パッキン付きの容器で。
しばらくして、ヨーグルトを食べる時に、
「そういえば、ジャムあったな」と思って
蓋を開けると…
赤いハズのジャムの表面は、
青白くなっていました。

「きゃ~~~っ!」

母に聞いたところ、
「煮詰めるのが面倒だったから、
 最近はゼラチン入れてるんだけど、
 ゼラチンが切れてたから、
 寒天入れた」
完全に密閉されていなかったこともあり、
もののみごとに、
カビの温床と化したようです。
その時は、表面だけ取り除いて食べたのですが、
数日後、同じようにカビが生えてたので、
結局捨てました。
ああ、もったいない。

でも、文句言うと、
「じゃ、実家に戻ってきて、
 ジャム作って」と言われるので、
黙ってることにします。