ドクン…ドクン





こんな気持ち初めてで


どうしたらいいのかわからないけど




『あたしは…あたしは琉ちゃんのことが好━…








バッ

ベランダごしに琉ちゃんの手で口を覆われる



『りゅ、ひゃ…ん?』






「俺に…俺に先に言わせて?」








いつもより真剣で、だけどどこか恥ずかしそうな琉ちゃん




「俺、華連が好きだ。ずっとずっと好きだった」