キキィ…
「お客さん、着きましたよ。1780円になります」




「ありがとうございます、これで。おつりはいらないんで!さ、華連降りるぞ」


『うん、ごめんね?お金まで払ってもらって…』





結局1番負担の掛からないタクシーで帰宅



「気にしなくていいって!大丈夫か?」





『大丈夫だよ!!……っと!!』






がしっ
「どーこが大丈夫だよ」



足元がふら付いてこけそうになったあたしの腕をしっかりと掴んでくれた






「ほら」


いきなりしゃがみ込む琉ちゃん





『えっ?!!!』