あたしが間違えるはず、ない ドサッ 反動で後ろに倒れる 『………った…!!』 「華蓮!!大丈夫?!血が…」 「あ……あ…ぁあ、」 泣きじゃくる彼 そして心配そうにあたしを見る結衣ちゃん 『大丈夫だよ…それより結衣ちゃんが無事でよかった!!』 「バカ華蓮!!あたしのことなんてかばって!!」 『へへっ…』 ナイフがかすって切れたところがズキズキ痛む 『ねぇ、結衣ちゃん。琉ちゃんはどこ?』