だけどあたしには何処までが演技なのか、自分でもわからなくなっていた… 「もし…よかったら俺と付き合ってくれないか?」 『…っ、あたしで、よければ!!』 「まじで?」 『まじで!!あたし…あたしもずっと哲士くんのこと…好きだったの!!』 ぎゅうううううっ 「っしゃあああ!!!」 琉ちゃんとはまた違う胸の広さ、腕の力、香り あたしは"鈴木みえ"じゃなくて"福原華蓮"として "石井哲士"を"萩野仁"として見ていた…