どこまでも まっくらなところに ぼくはいた。
ほかには なにもない。
あるのはぼくの てと あしと…からだだ。

ゆめでも みて いるのだろうか。

ぼくはうかんでいる。でも そらもじめんも なにもないから しょうじき わからない。

てさぐりで なんとなくわかるのは ここは かべがあること。あたたかいなにかがあるみたいなんだ。