「お前さ、あれ出るんだろ?」
「あ、うん」
結局、練習はそこそこにサービスタイムの時間いっぱいまで2人でカラオケをして店を出た。
あまりに体がだるくて、家に帰るのも面倒なんで武蔵の家にまた泊まる事にした。
奴の家は駅から歩いて約15分位の所にある小さいアパートだ。
中は風呂がないので風呂に入りたい時は銭湯に行かなければいけない。
武蔵は貧乏学生がそうなように、学費以外の生活費や趣味の金などは全てバイトでまかなっていた。
「ここ何回も泊まっちゃってごめんな。お邪魔します」
「いいよ、全然。むしろ真輝が来てくれた方が嬉しいよ」
「お前んちの部屋って何か落ち着くんだよなー」
俺は来たそうそうにゴロゴロと床に転がっている。
武蔵が付けたエアコンの送風がそよそよと顔に当たって気持ちがいい。
「真輝、冷たいお茶でいい?」
「いいよ、サンキュ」
武蔵が入れてくれた冷茶を飲んでひと息つきながら、適当に音楽を流そうと武蔵のCDを選んでいた。
「お前、以外に洋楽なんか聴くんだ?意外」
「意外って……なんだよぉ…」
「お前のイメージからすると完全に日本の歌謡曲オンリーな気がするから」
全然聴いた事ないような名前のCDばかりが目に止まった。
やっぱりコイツって頭いいのかな…?
俺なんて全然英語わかんないし。
適当に選んだヒップホップ調のCDを流しながら、俺は奴に突然突拍子もない事を聞いてみた。
「もしさ、決勝まで行ったらさ…どうすんの?」
だってさ、知りたいじゃない。
武蔵の本音。
九割位の確率で武蔵はかなり頭がおかしい事言うんだろうか。
「えーとですね…」
「前置きはいらないから」
「言ったらがっかりするよ」
「まだ言ってないじゃん」
小心者だなぁ。
まぁ、あまりに強気な態度に出られても困るけど。
「んとさ、多分変わらないよ」
「変わらないって?」
「だからね、もし俺が決勝に残れる訳ないけど……残ったと仮定しても、俺は俺のままで…」
「あ、うん」
結局、練習はそこそこにサービスタイムの時間いっぱいまで2人でカラオケをして店を出た。
あまりに体がだるくて、家に帰るのも面倒なんで武蔵の家にまた泊まる事にした。
奴の家は駅から歩いて約15分位の所にある小さいアパートだ。
中は風呂がないので風呂に入りたい時は銭湯に行かなければいけない。
武蔵は貧乏学生がそうなように、学費以外の生活費や趣味の金などは全てバイトでまかなっていた。
「ここ何回も泊まっちゃってごめんな。お邪魔します」
「いいよ、全然。むしろ真輝が来てくれた方が嬉しいよ」
「お前んちの部屋って何か落ち着くんだよなー」
俺は来たそうそうにゴロゴロと床に転がっている。
武蔵が付けたエアコンの送風がそよそよと顔に当たって気持ちがいい。
「真輝、冷たいお茶でいい?」
「いいよ、サンキュ」
武蔵が入れてくれた冷茶を飲んでひと息つきながら、適当に音楽を流そうと武蔵のCDを選んでいた。
「お前、以外に洋楽なんか聴くんだ?意外」
「意外って……なんだよぉ…」
「お前のイメージからすると完全に日本の歌謡曲オンリーな気がするから」
全然聴いた事ないような名前のCDばかりが目に止まった。
やっぱりコイツって頭いいのかな…?
俺なんて全然英語わかんないし。
適当に選んだヒップホップ調のCDを流しながら、俺は奴に突然突拍子もない事を聞いてみた。
「もしさ、決勝まで行ったらさ…どうすんの?」
だってさ、知りたいじゃない。
武蔵の本音。
九割位の確率で武蔵はかなり頭がおかしい事言うんだろうか。
「えーとですね…」
「前置きはいらないから」
「言ったらがっかりするよ」
「まだ言ってないじゃん」
小心者だなぁ。
まぁ、あまりに強気な態度に出られても困るけど。
「んとさ、多分変わらないよ」
「変わらないって?」
「だからね、もし俺が決勝に残れる訳ないけど……残ったと仮定しても、俺は俺のままで…」

