そこにはプロが作ったようなフワフワなオムライスがあった 「上手くなったっしょ?先輩のためですよ!」 そりゃどうもと心の中で呟きオムライスを食べ始める 「そろそろ親父さんとこ戻んないスか?」 ひかりは手を止めて純を睨んだ 「何が言いてーんだテメーは」 「寂しがってんスよお! 毎日俺に先輩のこと聞いて来るんスから!」 「……………………」 「ね?明日の帰りにでも。 俺も一緒に行きますから!」 「………………、わったよ」 「ぢゃあ明日教室まで迎え行きますね」