無気力なひかりは赤毛偉そう野郎に連れられて素直に歩いた 「ここだ」 顔を上げるとそこは真っ白い別荘みたいで、デッカイ家だった 「入れ。今中には冬弥とあと1人いるだけだ」 素直に家に入ってしまっている分重症だと自分でもわかっていたけど、自分の意志がここには無く、無意識のうちだと言うことがひかり自信気付いていた。 中に入ると真っ白な世界が広がっていた。 真っ白なテーブルにソファー、床も天井も壁もカーテンも。 全てが白の世界だった 「綺麗だな………。」 ひかりの心も落ち着いたように見えた