ひかりの向かった部屋は一つだけポツンと他の部屋とは雰囲気が全然違う部屋だった。 「只今、母さん」 ひかりは仏壇に手を合わせた。 ひかりの母さんはひかりがまだ小さいころに亡くなっていた 「………清子さん。」 線香を立ててからひかりは実家を出た。 「いってらっしゃいませ!ひかりさん!!」 野太い声でひかりに挨拶をする実家の使用人+ヤンさん ひかりの実家は極道だった 家を出てゆっくり歩いて行くと公園が見えた。 昔よく遊んでいた公園だった。