IcePrincess

｢何すか?熱い視線スね?｣



｢黙れ｣



あやや?と言った感じで純はふざけた顔をした



｢こんなもん自分で出来る｣



｢でも先輩ぢゃあ黒板の上の方届かないスよね?｣



その言葉にひかりはキレた




スカートのポケットの中からスライド式のケータイを取り出しいじり始めた



純はすぐに何かを察してその手を止めた



｢電話は勘弁っス!｣



と言ってひかりに謝った



フンッと当たり前のように純を睨んでから握られた手を振り払った｡