ひかりは無愛想で笑顔なんて想像できないくらいにクールだったから友達もいなかった。 身長が可愛らしく、顔は整っていて紙もキレイなオレンジで初対面ならば声をかけられることはたくさんあったけどひかりはそんな声は全く聞く耳持たなかった。 「河原崎さん…………」 ひかえめな女の子の声にひかりが顔を向けると 「河原崎さん今日日直だから!」 それだけ言って日誌らしき物を置いて走って行ってしまった。 ハァ、と小さくため息をついて 「めんどくせー」