「やれやれ、物騒な世の中だ。・・・エリザベート、この近くで発砲事件があったみたいです。僕は今からそちらに向かわなければなりません。僕の携帯を教えるので、今度休みの日にでも、一緒に食事をしましょう!では、あなたも気をつけておうちに帰りなさい!」
衛はマックを飛び出し、サイレンをけたたましく鳴らしながらパトカーを走らせていってしまった。
(これは、仮釈放だろうか・・・)
エリザベートはどうしていいか分からないまま、ポテトをボリボリ食べた。