あまりのまずさに戻しそうにもなりながら一時間もかけて完食っ!
「先生っ!見てっ!えらいでしょ?」
「やればできるじゃん。1時間もかかったけどな」
「うるさいなー」
先生の余計な一言にいらっときたけどまた頭をなでなでされ嬉しくなってしまう自分がいる。
「ねぇっ!ご褒美は?」
期待に満ちた顔で聞いたけどそんな期待あっさりと裏切られ‥
「そんなものはありませーん」
「はぁっ!?意味わかんないよっ」
「そうでもしないとお前絶対食べないだろ」
「有り得ないっ!もう先生なんて知らないんだからっ!」
「はいはい」
「あたしもう寝るからっ」
そう言って思いっきり布団をかぶった。
「悪かったって‥ごめんな。」
「‥」
そんなキャラじゃないのになんで謝るのよ‥
「ゆっくり休めよ。おやすみ‥」
そう言って先生は出て行っちゃった‥
なんか言い過ぎたかなぁ
でもあんなことで騙す先生が悪いんだよねっ!
思い出したらまたいらいらしてきたかも‥
そんな事を考えてたら知らない間に深い眠りについていた

