また知らない間に眠りについて目が覚めると外が真っ暗。
あたし寝すぎだよね‥
そんなことを考えてぼーっとしていると先生が夜ご飯を持ってきた。
「ご飯だぞ~腹減ったか?」
「ん~‥まぁまぁ減ったかな‥」
「具合悪くて残すのはいいけど嫌いだから残すのは無しだからな。」
「え~っ!」
そーっと先生の持ってきたご飯をのぞくとお粥にほうれん草などあたしの嫌いな物ばっかり‥
食べれるわけないよぉ
「‥先生」
「ん?」
「あたしやっぱりお腹全然減ってない。」
「あぁ?さっき減ったって言ってただろ?」
「えっ‥あぁー‥よく考えたら‥減ってなくて‥あんまり体調よくないし‥」
「俺に嘘は通じないぞ。それに体調わるいなら診察と治療だな」
「うっ‥ごめんなさい~っ」
「でも体調良くないんだろ~?」
楽しそうにニヤニヤとした笑みをうかべてる先生‥怖いよ‥
「痛い治療ならいっぱあるぞ~?」
「うっ嘘ですって!具合なんて悪くありませんっごめんなさいっ」

