えっ!!?

  告白したの??

  あたしは急に不安に襲われた。


  はっきりいって今までの

  
  尚悟の好きな子なんて


  知らない。

  
  今まで彼女がいたのかも・・・


  あたしが知ってるのは

  
  昔の尚悟だけ。


  だから尚悟が楓ちゃんを

  
  OKしたのかもわからないんだ。


  「そっか。」

  
  そういって微笑むと


  あたしは静かに屋上へと向かった。