だから尚悟もそのうち・・・

  
  楓ちゃんのものに


  なるんじゃないかって


  思ったら仲良く出来ない自分が


  いるんだ。




  --------



  「ねぇねぇ!!湊ちゃん♪」

  
  「楓ちゃん・・・どうしたの??」

  
  「あのさぁ~湊ちゃんって

   尚悟君の幼なじみらしいけど・・・
 
   付き合ってはないんだよね?」


  突然の質問であたしはビックリした。


  話しかけられた時点で尚悟のことって


  いうのは分かってたけど

  
  こんな質問されるとは思ってなかった。


  「付き合っては・・・ないよ。」

  
  あたしは精一杯の笑顔を作って

  
  答えた。


  すると彼女はとても嬉しそうに笑って

  言った。

  
  「そうなんだぁー・・・
   あたし昨日尚悟君に告白したんだ。」