たったひとことの遠回り

たったひとことが、二人の道を遠回りさせた。だけど友紀が言うように、向き合って話す今の自分たちにはどうでもよくなってしまう。
それは何故なら、どんなに遠回りしたところで、きっと二人は同じ道を歩いていたのかもしれない、と思えるから。
順之助は、得意の思い込みの激しさだとしても仕方ないな、と思った。