Hand in Hand



それから一週間後

いよいよK高校の文化祭の日♪



間宮君には悪いけど、本当に本当に超楽しみ!!


「未来―!」


愛華が改札から走って来る。


「ごめん!遅れて。」

「大丈夫。5分も遅れてないよ。」

「ごめんね…行き方分かるの?」

「うん!西口出てすぐだって、翔君言ってたし。行こ♪」


そう言って私たちは西口の方に歩き出した。


「てか、間宮君には話したの?」

「ううん。言うなって言われたし、間宮君も文化祭の話しないから。」

「よっぽど嫌なのね。」

「ね♪」


私たちは笑いながら西口を出て、目を丸くした。