間宮君が、携帯をいじりながら階段を上がってきた。
え、なんで!?早い!
いや、いつもより3分早いだけなんだけど…
え、どうしよ。
心の準備が…
そう、私が俯いていると何もないように間宮君は私の前を通り過ぎっていった。
あ、やっぱり…。
何もないよね。
うん。だって、特に何もなかったもんね。
とかなんとか思ってちゃダメなんだって!
「ま、間宮君!」
その声に驚いたように間宮君は振り返った。
思った以上の声がでて自分でもびっくりした。
いや、そんな場合じゃないか。
どうしよう…
ホームにいた何人かの人達の視線がいたい。
「あの…?」
「え、あ、えっと…。」
俯く私。
どうしよう。勢いで話しかけちゃったけど…
