食事を終えて今はお風呂に入らせて貰っている。


「・・・・・ふぅ~。」

んもう今日一日がよく解からなすぎて頭がついていけてない。

なんで私なんかをスカウトしたのだろうか…?

あの人はどうして風俗なんかに来たのだろうか…?


私なんかにモデルなんかできるのだろうか…?


考えてすぎて頭がくらくらしはじめてしまった。のぼせてきたみたいだから上がろう…。


―リビング―

魅「お風呂有賀とうございました。」

優「あっ、
  上がったんだ。魅音ちゃん顔赤いけど大丈夫?のぼせちゃった??」

魅「・・・・・・いえ。大丈夫ですので。」

本当は上がった後も頭が痛くて早く寝たいところだった。しかし、優人がせっかく優しく気にかけているのでこれ以上の迷惑を掛けることは出来なかった。

優「体調を崩す前に休んだ方が良い。
  隣の部屋にべっどがあるからそこで寝ると良い。あと、その部屋は魅音ちゃんの好きなように使って貰ってかまわないから自由に使って良いよ。」

魅「い、いえっ!
  そこまでしてもらっては流石に困ります…。迷惑にもなりますしっっ」

泊まるのは一日だけだと思っていた魅音は優人の言葉にすこし戸惑っている。これ以上迷惑を掛けることは出来ない。明日は家に帰って優人の迷惑にならないように、と魅音は考えていたのだ。

優「君は家に帰ったらどんなことをされるかわかりかねない。
  だから家に帰すことはできないよ。だから俺が暫くの間君をこの家において置くから
そこから仕事にも出かければ良い。
  迷惑などとは思わないから気を使わずに自由に使って欲しい。」

魅「……。
  じゃぁ、暫くの間宜しくお願いします。出来るだけ早めに新しい部屋探して優人さんに迷惑の掛からないようにしますのでっ!」

魅音は優人に優しくして貰うのに少し戸惑っていたけどドキドキもし始めていた。