ねぇ海里。 あの時あなたに授かった大切な命は、 今も希望の光となって、あたしを導いてくれるよ。 大きくなるにつれて、どんどんあなたに似てくる。 その度に、あたしはあなたに会いたいと強く願ってしまうけれど。 この子がいれば、あたしはこの先もずっと歩んで行ける。 あなたとあたしの大切な愛の結晶だから。 いつかあなたにも見せてあげたいな。 ……でもね?海里。 今もあたしの願いは ただ1つ。 あなたは今幸せですか? 【“あとがき”の後に、続きがあります→】