ヒメ恋~Last Love~

「・・・」


あたしは一歩も動けない。


「何をしている?早くこっちに来てくれないか。疲れているんだーー」


エメラルドグリーンの瞳に、少し苛立ちが見えた。


あたしは少しビクッとしながらも、彼との距離を縮めて行く。



今から何をしようというのーー?



まさか・・・



愛してもいない女を抱くつもり・・・?



彼の目の前に辿り着くと、いきなり左手を掴まれそのままベッドに押し倒された。


「…っーー」


もう少しで唇が重なるというところで、彼がピタリと動きを止める。