ヒメ恋~Last Love~

社内の評判は何となく理解できた。


経営者としての能力の有無は、これからのあたしにかかっているーー。


あたしは気が引き締まる思いだった。



「ところで美海…今日はお前に大事な話があるんだ」


急に真剣な顔になった父ーーその表情は…あの日と同じ…。


次に発せられた言葉は、予想を遥かに上回っていた。




「美海、颯斗くん…私はお前たちを結婚させたいと思っている」



「えーー」




結婚・・・?



今日はーー



ただのお見合いじゃないの?