ヒメ恋~Last Love~

いつのまにかテーブルには4人分の料理が。


あたしと颯斗さんも慌てて席につく。


「美海、新ブランドのプロモーションを見たそうだな?」


少し笑みを含みながら、こちらに視線を向けてくる。


「ええ…恥ずかしくて街を歩けなかったわ」


「ははっーーそりゃあ愛娘の初企画だからな?あれは私からのプレゼントだよ」


プレゼントーー?


「美海は気にしてるわよ?あなたが無理やり重役たちを言いくるめて、自分の立場が危うくなってるんじゃないか…って」


「立場?…美海、心配はいらないよ。美人で有能な跡継ぎだと、既に評判だからな?颯斗くん?」


美人は余計な気がするけれど・・・。


「はい。モデルもこなす美人社長ーーますます知名度がアップすると、皆大いに期待していますよ?」


…有能と言うよりも、容姿とモデルという地位を期待されているってことねーー。