ヒメ恋~Last Love~

そのまま実家へ向かう。


車の心地よい揺れのせいか、今になって睡魔があたしを襲ってきた。


起きていようと頑張ってみたものの、徹夜で体力が限界に近づいていて、あたしの意識はそのままなくなったーー。














「お客さん…お客さん!!」


「・・・?」


「着きましたよ」


寝ぼけ眼で窓の外を見ると、確かに実家に着いていた。


「ありがとうございます」


お金を払ってタクシーを降りる。



目の前には、いつ見ても大きい屋敷・・・。


この先で一体何があたしを待っているのかーー。



ガチャ





運命の扉を今開くーー。