「気分悪いよ。だって理奈、海里のためにオシャレしてきたのに何にも言ってくれないし、あたしといてもつまんなそうじゃん」
それは本当につまらないからーー
「オレは女に対してはいつもそうだけど?」
「今までの女と一緒にしないでよ!!あたしは今までの遊びの女と違うんだよ?彼女なんだよ?もっと優しくしてよ!!」
理奈はそう言ってオレの首に手を回し、キスしようとした。
だからオレは顔を反らした。
「なんで…なんでキスもさせてくれないの?あたし彼女でしょ?もうあたしだってハタチになったし大人だよ?2年前は、大人になったら抱いてくれるって言ったじゃん!!」
喚き散らす理奈を横目に、オレは言葉を続ける。
「彼女だからだろ?だから今までの女みたいに手を出さないようにしてるんだよ。今までの女みたいに、ただのオレの性欲処理道具になりたいわけ?」
我ながら、最低なことを口にしていると思う。
「そうじゃないけど…でもあたしが抱いてほしいって言ってんだから、海里が我慢することないよ」
・・・我慢なんてしてない。
オレはお前に興味ないだけーー
なんて言えれば、きっとすぐにこの関係を終わらせることができるんだろうな。
それは本当につまらないからーー
「オレは女に対してはいつもそうだけど?」
「今までの女と一緒にしないでよ!!あたしは今までの遊びの女と違うんだよ?彼女なんだよ?もっと優しくしてよ!!」
理奈はそう言ってオレの首に手を回し、キスしようとした。
だからオレは顔を反らした。
「なんで…なんでキスもさせてくれないの?あたし彼女でしょ?もうあたしだってハタチになったし大人だよ?2年前は、大人になったら抱いてくれるって言ったじゃん!!」
喚き散らす理奈を横目に、オレは言葉を続ける。
「彼女だからだろ?だから今までの女みたいに手を出さないようにしてるんだよ。今までの女みたいに、ただのオレの性欲処理道具になりたいわけ?」
我ながら、最低なことを口にしていると思う。
「そうじゃないけど…でもあたしが抱いてほしいって言ってんだから、海里が我慢することないよ」
・・・我慢なんてしてない。
オレはお前に興味ないだけーー
なんて言えれば、きっとすぐにこの関係を終わらせることができるんだろうな。

