「ねぇ、みゅーちゃん。大きくなったら僕のお嫁さんになってくれる?」 「うん!!みう、かいくん大好き!!」 「僕もみゅーちゃんが一番好きだよ!!」 「じゃあ、ずっと一緒にいようね」 「うん、約束ねッ!!」 まだ何もかもがキラキラ輝いて見えてたあの頃、あたしたちは将来を誓いあった。 『好き』なんて言葉の意味もまだ分からなかった小さな子供の約束。 あなたはきっともう忘れちゃったね。 そんな約束をずっと…… 今も信じ続けてるあたしがバカなのかな。