ある日


「絢香ー。そろそろ告って見れば?」


「は?何言ってんの!

無理だって。フラレるだけだよ。」


「そんなん分からないじゃん!」

紗耶香(サヤカ)が私に説得する。


「だって…」


「だってじゃないよ!絢香!

そんなんじゃいつまでも、友達のままだよ?

それで終わって良いの?」