私はいつの間にか眠っていた。




暫くして、学校が始まった。


「やっぱりねー。」


「やっぱりってどういうことよ!」


「だって付き合うと思ってたもん。」


紗耶香と愛貴が付き合うことになったらしい。

2人きりになったときに。


両想いなことを知っていた私はそこまで驚きはしなかった。