Angel Road

「ああ、夏弥。これ仏壇に置いてきて。」




「うん。」





毎日、学校から帰ってきたら仏壇の前に座り手をあわせる。




これが、私の日課。




遺影には、若い男性。




優しい顔で笑っている。





彼は、私のお父さんらしい。





私は、一度も会ったことがないけど・・・。