「大丈夫だったの?!」

母親が来て守の家。

「覗かないでよ」
「分かってるって」


部屋を借りて着替える琴音。

「本当に恐かったぁ」
「これから気を付けなさいね」


でも
時間が時間。
守と話す前に塾へ行かないといけない時間になった。



「守、今日は無理だったみたい。また今度話そうね」

そう言って琴音は守の家を後にした。