「さぁ本番だ!!思いっきり楽しんで来い!!」 翔さんに背中を叩かれカメラの前に立つ。 「真緒」 爽に腕を引っ張られあたしは爽の方へよろめく。 「頑張ろうな、相方さん♪」 そっとあたしの手に手を重ねる爽。 手から伝わってっきた爽の体温を感じあたしの体にはいっていた余計な力が抜けて行く。 「本番5秒前ー。4、3、2、1・・・・・・・・・・・・」