「ふぅ〜ん。 写真見せたのに、 遊びに誘ってくるなんて よっぽどだと思うけどなあ?? まぁあんまり気にしなぃの!」 「うん…。」 「うち今日バイトだから 帰るねー。 また明日ねーばいばいッ!」 手を振り微笑みながら 帰って行った美都。 私は帰って行く美都の姿を ぼーっと 眺めていた。 否定して欲しかったのにな…。 あたしは否定して もらえなかった "勘違い" を心の中で否定し続けた。 ちょっとは気付いてる… けど… まだ気付かなぃフリを していたい…。