初恋のキミへ。



少し黙った口を開いた。


「秘密。」


少し微笑みながら言う未波の予想外の言葉に俺は驚いて固まってしまった。


「なにそれ〜!!」


膨れ顔になりながら桃香ちゃんはそれ以上聞かなかった。

そしてタケと2人で自販機に行ってしまった。


「なに固まってんのよ」


未波が俺の顔をじっとみて聞いてきた。


「いつもはすぐ嫌だって言うじゃねぇか」


「だから?」


「どう思ってんだよ…」


「秘密って聞こえなかった?」


「…期待すんだろーが」


「ん〜…していいんじゃない?」


「はっ?」


俺は信じられなくてもう一度聞き返した。


「正直、好きかは分からないの。
だけど…あんたの隣、居心地いいから」


なんつーことを可愛い顔して言うんだよ…
その言葉で俺は夢でもみているようだった。