初恋のキミへ。



「未波!あっちに神社があるよ!いこっ」


言いながら桃香ちゃんは未波の手を握り、神社に向かっていった。


「大丈夫か?」


タケが複雑な顔で聞いてくる。


「なんとか。今日は楽しまないとな」


「おう!観光終わったら別行動な」


言いながら神社に足を運んだ。

4人でお参りをし、有名らしい縁結びを色違いで4人分買った。

それから少し街を周り、別荘に戻って、桃香ちゃんとタケはスキーに出かけた。


「スキー行かなくてよかったの?」


「スキーより、お前と一緒にいたいからな」


「…ありがとう。…あっ、本当は夜渡すつもりだったけど今渡すね?
気に入ってくれるといいんだけど…」


言いながら紙袋を取り出し俺に照れくさそうに渡す。


「開けるぞ?」


「どーぞ」


俺は紙袋の中身を手に取り、もしやと思いながら未波に聞いた。