いつも無表情なお前が、
笑わなくなったお前が、
どうして泣いてるんだよ?
自分じゃ…気づいてないのか?
「じゃあなんで泣いてんだよ!
俺を好きじゃねんだろ?
ならなんで涙が出てんだよ!」
「泣いてない。」
「泣いてんだよ!涙流れてんだよ!
感情を出せなくなったお前が!
そんなの見て、尚更お前から離れるなんて考えらんねぇよ!」
「…………」
「未波…
俺は例え、お前に否定されたって、嫌いだと言われたって、この気持ちに、なんの嘘も偽りもねぇんだ。
だからそう簡単に諦めつくほどの気持ちじゃねんだよ…
お前じゃなきゃ意味がない。
俺の隣は、お前のためにある。
他の誰かなんて…考えらんねぇ。
なぁ…俺はお前の傍にいて、支えてやりたいんだ。」
俺は未波の手を握ろうと近寄った。
だけどそれは、未波の言葉で止められる。
