ピーピー騒ぎながら、
病院と到着。
滅多にはいらない正面玄関から。
夜間救急。
受付のおっさんに、
一応職員である旨を伝える。
金髪洋佑に。
ぼろぼろで半べそかいてる鶴。
甚平・雪駄の柄悪い俺。
いぶかしげな顔の受付のおっさん。
まあ。
この3匹。
看護師と言って、
信じてもらえた試しがない。
「何やってんだー。
早く処置室入れー。」
遠くで椛田さんが呼んだ。
おかげでしぶしぶ、
受付のおっさんは通してくれた。
「症状は?」
「水下痢。嘔吐。」
先生がきた。
わー…。
宮田だよ…。
勘弁。
俺いまいちこの先生信用できない。
だって。
爺ちゃんすぎ。
「お前ら、
看護師何だから、
自分で打ちな!」
「「えぇぇぇぇ!!」」
此処真夜中の病院ですが何か?

