執行猶予3年



ピーピー騒ぎながら、

病院と到着。
滅多にはいらない正面玄関から。
夜間救急。
受付のおっさんに、
一応職員である旨を伝える。

金髪洋佑に。
ぼろぼろで半べそかいてる鶴。
甚平・雪駄の柄悪い俺。

いぶかしげな顔の受付のおっさん。

まあ。
この3匹。
看護師と言って、
信じてもらえた試しがない。

「何やってんだー。
早く処置室入れー。」

遠くで椛田さんが呼んだ。
おかげでしぶしぶ、
受付のおっさんは通してくれた。


「症状は?」

「水下痢。嘔吐。」


先生がきた。
わー…。

宮田だよ…。
勘弁。


俺いまいちこの先生信用できない。
だって。
爺ちゃんすぎ。

「お前ら、
看護師何だから、
自分で打ちな!」


「「えぇぇぇぇ!!」」


此処真夜中の病院ですが何か?