そのロクでもねぇ人間が、
転がり落ちると、
面白いことになる。


「おら、
お兄ちゃん。
おねんねするにゃ早いで。」

「そうよ。
あたしらに、いちゃもんつけやがって。」


何してるかって、
以前、2回だけやった、
あの店に戻ってた。
それで、
少し羽目を外して、
なわばり争いしたり。

そんなところ、
玄人の管轄。
素人が手を出しちゃいかんのですよ。


「てめえら…、
ガキが。
こんな事してどうなるのか、
分かってんのか?
あぁ!!?」

「知らねえよ。」

俺にしちゃ、
溜まりに貯まったうっぷん晴らし。
返事しなくなるまで、
ボコボコにしてやった。

店の女の子たちも、
けらけら笑って面白い。

「男1人くらいなら、
女3人でも行けるね。」

「こいつが、地味弱いんだろ。」

「ガチで(笑)」