「お世話になりました。」 変な気分だ。 言い訳してるくらいなら、 辞めてしまった方がいい。 看護師なんか、 もうやるもんか。 そう思うと、 なんにかすがすがしく思えるが、 親に、辞めたことを言ってない。 そんなこと言ったら、 速効実家に引き戻される。 何としても、 それだけは避けなくては。 部屋を空にして、 点検に来ていた総務課の、 お姉ちゃんに鍵を返した。 引っ越しの車に乗り込んで、 3ヶ月だけすんだ街を後にした。 何度も振り返っては、 これからの未来に、 希望をもった。