俺の頭は、
その方向で、
フルスロットルだった。
洋ちゃんに、
急にどうしたんだよって、
言われたことがある。
どうもしない。
いや別に。
そんな感じでごまかした。
そうだな。
100対0くらいで、
鶴が悪くたって、
俺はいつでも鶴の味方してたから。
だけど、
松永はプッツンしてしまったんです。
次第に、
この不思議な三人の関係のバランスは崩れ出した。
一度失ったバランスってのは、
戻らない。
いや、
戻るときには戻るけど、
元には戻らない。
違う形で又始まっていく。
時は過ぎて、
11月。
もう、このころの記憶はない。
10月のけつに、
鶴と洋ちゃんが、
母校の文化祭に行ってきた。
俺は夜勤中。
二人して、
おれの働いてる病院の非常階段下に来た。
俺は座って話を聞いた。
「俺らまた、
頑張ってみるわ。」
鶴と二人少しだけ話したような気がする。
引っ越そうって話と、
愛梨ちゃんに、
付き合ってるから、
宣言してきたような気がする。
でも、
同時に、
俺は電話で愛梨ちゃんに泣かれた。
『愛梨…分んないよ…。
まっちゃん。
どうしたらいいの?』
そんな感じ。
俺は申し訳なかっただけだった。
その方向で、
フルスロットルだった。
洋ちゃんに、
急にどうしたんだよって、
言われたことがある。
どうもしない。
いや別に。
そんな感じでごまかした。
そうだな。
100対0くらいで、
鶴が悪くたって、
俺はいつでも鶴の味方してたから。
だけど、
松永はプッツンしてしまったんです。
次第に、
この不思議な三人の関係のバランスは崩れ出した。
一度失ったバランスってのは、
戻らない。
いや、
戻るときには戻るけど、
元には戻らない。
違う形で又始まっていく。
時は過ぎて、
11月。
もう、このころの記憶はない。
10月のけつに、
鶴と洋ちゃんが、
母校の文化祭に行ってきた。
俺は夜勤中。
二人して、
おれの働いてる病院の非常階段下に来た。
俺は座って話を聞いた。
「俺らまた、
頑張ってみるわ。」
鶴と二人少しだけ話したような気がする。
引っ越そうって話と、
愛梨ちゃんに、
付き合ってるから、
宣言してきたような気がする。
でも、
同時に、
俺は電話で愛梨ちゃんに泣かれた。
『愛梨…分んないよ…。
まっちゃん。
どうしたらいいの?』
そんな感じ。
俺は申し訳なかっただけだった。

