『何してんの?』
「寝始めようとしてた。
どうした。」
『何にもないけど。』
「なんだよ(笑)」
『ほんと何でもないんだけど、
電話した。
あ、この間の花火。
通報されたみたいだぞ。』
「まじで!?」
『早めに切り上げてよかたな!』
「ほんとだ。」
こんな感じで、
たわいもない話をした。
何を話したかは覚えてない。
覚えてるのは、
花火の話と、
1時間くらい話してたこと。
記憶にもないほど、
どうでもいい話だった。
「あ、もう、寝る。」
『お、そんな時間か?』
「さすがにね。
寝るさ。
朝になっちまう。」
『おう。
またな。
お休み。』
「うんお休み。
またね。バイバイ。」
これが最後だった。
そのあと一週間もしないうちに、
僕たちは別れた。
理由なんかわからない。
覚えてるのは、
悲しくなかったこと。
事件があったこと。
「寝始めようとしてた。
どうした。」
『何にもないけど。』
「なんだよ(笑)」
『ほんと何でもないんだけど、
電話した。
あ、この間の花火。
通報されたみたいだぞ。』
「まじで!?」
『早めに切り上げてよかたな!』
「ほんとだ。」
こんな感じで、
たわいもない話をした。
何を話したかは覚えてない。
覚えてるのは、
花火の話と、
1時間くらい話してたこと。
記憶にもないほど、
どうでもいい話だった。
「あ、もう、寝る。」
『お、そんな時間か?』
「さすがにね。
寝るさ。
朝になっちまう。」
『おう。
またな。
お休み。』
「うんお休み。
またね。バイバイ。」
これが最後だった。
そのあと一週間もしないうちに、
僕たちは別れた。
理由なんかわからない。
覚えてるのは、
悲しくなかったこと。
事件があったこと。

