約束した。
彼女は今度、
東京に来るらしい。
1つ下の後輩がこちらで働いていて、
今度俺と洋ちゃんと、
後輩二人。
計四人で飲むことになった。
実のところ、
洋ちゃんは、
愛梨ちゃんが気に入っていた。
これも何かの因果か、
少し前、
その話題で鶴ともめたらしい。
酒の席で、
鶴に洋ちゃんは愛梨ちゃんの事が好きでしょうと、
詰め寄られていた。
今までは、
そんなこと的な感じだった洋ちゃんが、
初めて好きだと言った。
そんな深意味はなかろうが、
鶴は気にしていた。
すれ違ったりとか、
温度差とか、
あったせいだ。
洋ちゃんは珍しく鶴に隠れて、
少し邪な行動をしてる。
まぁ俺共犯者。
マンネリって何的な俺。
だって、
長く彼氏と続かないから、
マンネリ何か知らない。
少し、
刺激が必要なんだよ。
少し上手く遊べば、
そんなのどっか言っちゃうよ。
さて、
俺の考えだった。
これが、
起爆剤になるなんて思わなかった。
俺は、
二人が大好きだったし、
ずっとこのままでいると思ってた。
そうであればいいと思ってたし、
二人を邪魔するやつは、
みんな消してやろうぐらいは思ってた。
でもそうはいかなかった。

