「だからさ?
意味が分からない。」
「これからも意見合いそうにないね。
別れよ。」
はい。
ただいま。
彼氏が元彼になった瞬間。
どうして、
俺は、
こうも、
続かないもんかな。
日付は、
2月。
もう1月に何があったか、
覚えちゃおりません。
実家に帰ったのくらいか。
男と続かないついでに言えば、
この時に付き合っていた男と、
殴り合いのケンカをした。
なんだってそんな喧嘩したかは、
覚えてないけど、
裏拳食らったのは、
覚えてる。
「うるせえ!!」
現場は相手の家。
名前はうろ覚えなので、
透くんとでもしておきます。
「うるせえだ!?
てめえが言いだしたんだろうが!!」
喧嘩の内容は、
声の低いのもあいまって、
男同士の喧嘩。
「待てコラ!!
逃げんなよ!」
って、
俺が透くんの腕を掴んだら、
透は振り払うつもりで、
腕を思いっきり振った。
其れが俺の眉間にヒット。
さすがに相手は男で、
ガタイもよくて、
俺は、
フローリングに吹っ飛ばされた。
「いて…。」
透は、
まずいと思って、
また、
玄関に向かって行った。
「この…。
…・・ろす…。」
「…は?」
「ぶっ殺すっちゅうたんじゃあぁ!!!」
俺は切れて、
飛び蹴りくらわした。
後でジムで量ったら、
俺の脚力、
130キロ強。
透くんは、
吹っ飛んで、
ローボードに、
顔面をぶつけて、
鼻血吹いていた。
俺に手を挙げるとこういう目にあう。
半べそかいていい気味だ。
「もう、お前とはやっていけない!!」
そう言ってきたのは、
透くん。
その一言で俺らは別れたわけです。

