夏と風鈴




アタシは 病室にいてもたってもおれず
喫煙室を探し 煙草をふかした



虎次郎は やっぱりといった面持ちで右手を上げてやって来た


「大丈夫?」

きっとアタシの妊娠の事 聞いているだろうに顔色ひとつ変えない


アタシは 首を1度縦に振り また煙草をふかした