虎次郎のマンションに着く頃 アタシの手はガクガクと震え出した 「お願い 酒ちょうだい」 グイグイと手を引っ張る虎次郎に懇願した 虎次郎は震えるアタシの手にも 懇願するアタシにも気が付かず マンションのロックを開けた